
セベロドネツクで育ったベニアミン・ペックンさん(31)は、ことし3月中旬以降、10人の知人らと、バス5台で、セベロドネツクから西におよそ250キロ離れたドニプロなどへ、住民を避難させる活動に取り組んできたといいます。
こうした活動をする中、街なかでは、常に砲撃の音が聞こえ、危険を感じ続けていたということですが、先月(5月)上旬までに、およそ500人を避難させることができたということです。
実際、ペックンさんが先月7日にセベロドネツクで撮影した動画では砲撃の音が鳴り続けていて、この動画の中でペックンさんは「ここにいるのはもう安全ではない」と当時の状況を説明していました。
取材に対してペックンさんは、セベロドネツクの様子について「市街戦も始まり、街じゅう破片だらけになり、車に乗っていてもまっすぐ走れなくなりました。避難した人から、自宅から荷物を取ってきてほしいと依頼されて行きましたが、兵士がいて撃たれるおそれもありました」と話していました。
その上で、ペックンさんは「私が育ったセベロドネツクは破壊されましたが、戦争が終わったら、よりよい未来が待っていると信じています」と話していました。
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