北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受け、米国は同盟関係にある日韓と緊密に連携する姿勢を強調した。しかし、バイデン米政権は外交面ではロシアのウクライナ侵攻、内政面では11月の中間選挙への対応に追われる。中ロの提携に伴い、国連を舞台とした北朝鮮への圧力も緩んでいる。核・ミサイル開発の抑止はより困難さを増している。
米国務省の報道官は4日の声明で、ミサイル発射について「日本国民に容認できない脅威をもたらした」と指摘。ブリンケン米国務長官は林芳正外相と韓国の朴振(パクチン)外相とそれぞれ電話で協議し、日米韓3カ国で連携する必要性を確認した。米国が日韓両国の防衛について揺るぎない関与を続けるという立場も強調した。
ミサイルの発射実験を繰り返してきた北朝鮮に対し、米政権は同盟国の日韓と足並みをそろえ、軍事演習などを通じて牽制(けんせい)してきた。韓国では米韓同盟を重視する尹錫悦(ユンソンニョル)政権が6月に発足した。尹政権は日本との関係改善にも前向きで、米政権もその方向性を歓迎し、日米韓の連携強化を図ってきた。
米韓両軍は9月26日から日…
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