Search

ロ外相「建設的でない」、戦争の方向転換示唆せず 米長官が非難 - ロイター (Reuters Japan)

ブリンケン米国務長官は14日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合後の記者会見で、ロシアのラブロフ外相がいかなる問題に対しても「建設的でも生産的でもなかった」と非難し、ウクライナでの戦争の方向転換を示唆すような発言は聞かれなかったと明らかにした。インドネシアで撮影(2023年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)

[ジャカルタ 14日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は14日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合後の記者会見で、ロシアのラブロフ外相がいかなる問題に対しても「建設的でも生産的でもなかった」と非難し、ウクライナでの戦争の方向転換を示唆すような発言は聞かれなかったと明らかにした。 

ラブロフ外相が「完全に否定的」で、米国を非難することに専念していたとも述べた。関連会合中、ブリンケン長官はラブロフ外相と個別会談を行わなかった。

欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表も、ウクライナからロシア軍の撤退を求める声に対し、ラブロフ外相が激しく拒否したと明らかにしていた。

ロシア外務省によると、ラブロフ外相は13日に国外交担当トップの王毅政治局委員と会談し、ウクライナ情勢について協議。中国外務省は会談では「戦略的な意思疎通と協調を強化する」と話していた。

ASEAN関連会合では、北朝鮮のミサイル発射や米中の対立、ミャンマー情勢なども主要議題となった。議長国インドネシアのレトノ・マルスディ外相は、ASEAN地域フォーラム(ARF)では「予防的な外交の強化」で合意したと明らかにした。

ブリンケン長官はインド太平洋、台湾海峡、南シナ海の安定を呼びかけた上で、北朝鮮の「挑発的な」ミサイル発射が地域の安全保障への最大の課題と強調。「北朝鮮の非合法な大量破壊兵器プログラムと弾道ミサイル発射を終わらせるために協力する必要がある」と言明した。

米国務省によると、ブリンケン長官は13日、中国の王毅政治局委員と会談し、相違点と潜在的に協力できる分野の双方を巡り「率直で建設的」な議論を行った。

Adblock test (Why?)



from 世界 - 最新 - Google ニュース https://ift.tt/8YJHiuW
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "ロ外相「建設的でない」、戦争の方向転換示唆せず 米長官が非難 - ロイター (Reuters Japan)"

Post a Comment

Powered by Blogger.