
【エルサレム=笹子美奈子】パレスチナ自治区ガザで地上侵攻を続けるイスラエル軍は8日、直近48時間で200人以上のパレスチナ人を拘束し、イスラム主義組織ハマスの幹部を含む数十人を情報機関などが取り調べるため、イスラエルに移送したと発表した。
パレスチナ人の拘束を巡り、国際的な非難が高まっている。拘束者が下着姿で目隠しをされ、ひざまずいている画像が7日、SNS上で広がった。国連は拘束者に少年が含まれていると指摘した。イスラエル政府報道官は「民間人は数週間前に避難し、あの場に残っている男性は、ハマスの構成員かどうか聴取する必要がある」として拘束を正当化した。
ガザ南部ハンユニスでは、地上部隊によるハマス掃討作戦を本格化させている。軍が8日に公開した動画では、ハンユニスの住宅地で地上部隊が建物をくまなく捜索し、ハマスの地下トンネルの出入り口があるとみられる建物を火砲で破壊する様子を伝えている。
イスラエル軍のダニエル・ハガリ報道官は8日の記者会見で、人質救出作戦でハマスと交戦し、兵士2人が重傷を負ったと明らかにした。
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