
CNNは15日、アメリカやNATO=北大西洋条約機構の支援が停止した場合、ウクライナがどれくらいの期間持ちこたえられるかを、西側諸国の情報機関が推定しようとしていると報じました。
この中で、アメリカ軍の高官の話として、最悪、来年夏までにウクライナ軍の大規模な後退か敗北もありうるとの見方を伝えました。
支援が停止した場合、現場で最初に底を尽くのがまず長距離ミサイル、次に防空システムのミサイル、そして砲弾や対戦車ミサイル「ジャベリン」などが続くとしています。
また、アメリカとウクライナの政府関係者の話として、すでに弾薬の不足により、ウクライナ軍はロシア軍の5分の1以下しか砲撃できず、ウクライナ側の犠牲者が増える原因になっていると伝えています。
アメリカ議会では、野党 共和党の一部からウクライナへの支援の継続に消極的な意見が出ていて、戦況を大きく左右する支援が維持されるのかどうか、注目が集まっています。
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