
ウクライナ情勢について分析、発信を続けているアメリカの軍事専門家マイケル・コフマン氏は、前線の状況を現地で調査した結果について19日、SNSで公表しました。
この中でコフマン氏は、ウクライナが厳しい局面に立たされている理由として、兵士と弾薬の不足を挙げています。
兵士は、攻撃するだけでなく防衛戦やざんごうを保持するためにも必要で、増員しなければならないと指摘しています。
また、弾薬不足も深刻で、これを補うためウクライナは無人機の生産を拡大していますが、無人機の攻撃だけでは陣地を制圧する力に欠けるとしています。
ロシアは、2024年の夏以降に東部のアウディーイウカで行ったような大規模な攻撃を仕掛けてくることも考えられるとして、欧米諸国からの弾薬などの軍事支援が不可欠だと強調しています。
一方、ロシア軍については、5対1か6対1の割合で、ウクライナに対して火力の優位性があるとしていますが、ウクライナ側にとっての問題は、威力の強い滑空爆弾が一日平均で30発以上使われるなど頻度が上がっていることだとしています。
ただ、ロシア側の兵力も万全ではなく、装備品の多くは倉庫から引き出されたもので、ソビエト製の兵器などを少しずつ使い続けているということです。
新しく生産しているものは全体の2割ほどにとどまっているため、損失の程度によっては2025年以降不足する可能性もあると指摘しています。
ウクライナが今後数か月のうちに欧米諸国から支援を受けるなどして、2024年にロシアの攻撃から持ちこたえることができれば、ロシアの優位性は時間の経過とともに低下する可能性があるとして、改めて支援の必要性を訴えています。
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