
バイデン米大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話協議し、パレスチナ自治区ガザ南部ラファでの大規模な地上作戦は間違いであると警告した。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)によると、バイデン氏はイスラエルのラファ作戦計画について話し合うため、軍事、情報、人道支援の当局者で構成されるチームをワシントンに派遣するようネタニヤフ氏に要請。本格的な侵攻を避けつつハマスに照準を合わせ、エジプトとガザの境界を確保する別のアプローチを提示するよう求めた。週内にも協議が行われる可能性があるという。
サリバン氏は「大規模な地上作戦は間違いだ。罪のない市民の死者を増やし、すでに悲惨な人道危機を悪化させるとともにガザの混乱を深め、イスラエルを国際的にさらに孤立させるだろう」と、ホワイトハウスで記者団に語った。
ネタニヤフ氏は協議の要請に同意したという。米国は話し合いが行われるまで、イスラエルがラファでの地上作戦を控えることを期待している、とサリバン氏は述べた。
バイデン、ネタニヤフ両氏が電話会談を行うのは2月15日以来。イスラエルのハマスに対する軍事作戦とガザで深刻化する人道的危機を巡り、ここ1カ月に両首脳の溝は深まっている。
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原題: Biden Warns Netanyahu Over Rafah Attack; Team to Visit DC (1)(抜粋)
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