
バイデン米大統領は1日、多数の訴訟に見舞われ昨年9月に閉校した営利目的の美術学校の集合体「アート・インスティテュート」に在籍していた学生について、学生ローンの免除を認めると発表した。学費免除の支持者、最高裁前で昨年6月撮影。(2024年 ロイター/Jim Bourg/File Photo)
[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、多数の訴訟に見舞われ昨年9月に閉校した営利目的の美術学校の集合体「アート・インスティテュート」に在籍していた学生について、学生ローンの免除を認めると発表した。
2004年1月─17年10月に在籍していた31万7000人近くの学生ローン61億ドル以上が対象になる。
教育省はアート・インスティテュートが卒業後の就職率や給与水準などについて入学希望者に虚偽の説明を行っていたと表明した。
バイデン政権が免除した学生ローンは、今回の措置により約460万人分の計1600億ドル近くとなった。
バイデン氏が11月の大統領選で支持獲得を狙う左派層の有権者は政府に学生ローンの免除を求めている。
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