ゼレンスキー氏、習近平氏に会談要請の書簡…オレナ夫人「返答を強く希望」 - 読売新聞オンライン

　【ダボス（スイス東部）＝森井雄一】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領のオレナ夫人は１８日、スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で記者会見し、ゼレンスキー大統領が中国の習近平（シージンピン）国家主席に会談を要請する書簡を送ったと明らかにした。ロシアのプーチン大統領への影響力を期待しているとみられる。

　書簡は、ダボス会議に参加している中国の代表団にウクライナ側から手渡したという。オレナ夫人は「対話への招待の意思表示だ。返答があることを強く希望している」と述べた。ＡＦＰ通信によると、ロシアが侵略を始めた昨年２月以降、ゼレンスキー大統領は、何度も習氏との接触を試みている。

　ゼレンスキー大統領は同日、ダボス会議でオンライン演説し、戦車などを早急に提供してほしいと訴えた。

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